今日のお天気

assembled by まめわざ

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茂ちゃん日記

灯油窯還元本焼き

2011.03.31

午前7時半に灯油窯還元本焼きの火入れをしました。
ところが8時過ぎにバーナーの具合が悪くなり火を止める事に、
既に100度は超えていると思えるので蓋を開けての再点火が難しい状況でした。この灯油窯は点火の際は蓋を開け、窯上部より灯油溜まりに直接火種を入れなければ点火出来ないので、2時間の冷却後に蓋を開けて再点火しました。午前10時半に再点火後は順調に窯焚きが進み午後5時半に終了しました。

ジュンテンドー廿日市店で開催

2011.03.30

灯油窯の素焼きを窯出し、釉掛け作業をしました。
明日は灯油窯で還元本焼きをします。
今週末はジュンテンドー廿日市店で開催の「石見のええもん市」に出店します。
ロクロ実演も予定しております。
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口掛け

2011.03.29

灯油窯で素焼きをしました。
また昨日「下継」を水挽きした花瓶の「口掛け」をしました。
口掛け後のロクロから取り外す際に力が余り花瓶が揺れてしまいました。
振動で花瓶の肩部分が変形してしました、なんとか修正しましたが、これ以上の変形を防ぐ為にこのままの状態で明日迄ロクロに乗せておく事にました。
画像は花瓶と我が家の横に出来た「ウド」を三杯酢で調理したものです。
「松露」「ツワブキ」に続き春の味覚をご馳走になりました。
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ツワブキ

2011.03.28

フリーカップの化粧掛け、花瓶の「下継」の水挽きをしました。
作業中にろくろの上鏡のガタツキが大きくなり調べてみると
シャフトを固定しているクサビが甘くなっておりました。
全てのクサビを抜き再度打ち込み直して修理完了しました。
電動ロクロの場合は業者に依頼する事がありますが、蹴ろくろは構造がシンプルですから修理も簡単でいいですね。
昨日、妻が「ツワブキ」を採って帰り夕食の一品になってました。
「ツワブキ」は皮を剥き油で炒めてみりん、醤油で味付けして頂きます。
フキに比べ薫りが強く癖になる美味しさです。
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本焼き窯出し

2011.03.26

フリーカップの仕上げ作業をしました。
夕方には本焼き窯の温度も下がりましたので窯出しをしました。
画像の大皿(直径50cm)角皿(35cm×35cm)も破損無く焼き上がっていました。
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フリーカップ真っ二つ

2011.03.25

昨日水挽きしましたフリーカップの一部が乾燥し過ぎた状態になっていました。
職場と窯場が同じ建物なので本焼きの余熱が影響した様です。
昨日水挽きした作品の大部分は終業時にビニールを掛けて終わりましたが、水挽き直後の十数個はそのままの状態にしておりましたので...。
ここ迄乾燥した状況では粘土に再生するしか無いですね。
そこで再生前に水挽きの状態を観察の為包丁で真っ二つにしました。
結果は底から口部分まで厚みが変わらずに挽けていてまずまずのようです。
(画像は真っ二つにしたフリーカップです)
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本焼き火入れ

2011.03.24

午前2時に起床、ガス窯本焼きの火入れをしました。
屋外にあるガスボンベの元栓を開いているちょうどその時に新聞が配達されました。
寒い中、早い時間からの配達ご苦労様です。
ただ新聞配達の人に暗闇の中ガスボンベの側に立つ私は不審者と思われたかも?
日中はフリーカップの水挽きをしながら窯焚きを続け午後5時半に本焼きを終了しました。
(画像は水挽き後のフリーカップと水挽きに用いる「柄ごて」と、サイズ測定用の「トンボ」です)
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窯詰み終了

2011.03.23

今日は釉掛けも午前中で終了し午後からは窯詰み作業に移りました。
窯詰みでは窯内の温度差を考慮しながら、それぞれの釉薬を施釉した作品をその適した場所に詰み分けてます。
「火のみ(窯内の取り出し易い位置に置く三角形の紐状粘土で、本焼き中に取り出して焼け具合の判断材料とする物)」も詰めて夕方には窯詰みを完了しました。
画像は窯内の「火のみ」です。
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釉掛け作業

2011.03.22

今日は一日中釉掛け作業でした。
昨日高台部分に撥水剤を施した作品にそれぞれの釉薬を掛けて行きます
作品の大部分は浸し掛けですが大皿はコンプレッサーを使いスプレー掛けをしました。
施釉後は撥水剤を施した高台部分にも少量の釉薬が付着しますので
水に浸したスポンジを用い高台に付着した釉薬を全て拭き取ります。
拭き取りが不完全ですと本焼き時に棚板にくっ付いてしまう場合があります。
またまた知人より松露を頂きました。
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釉掛け準備

2011.03.21

先日の素焼きを窯出し、釉掛け準備作業です。
素焼きのバリ等をサンドペーパーや砥石で削り、その後高台部分に施釉時に釉薬が付かなくする為撥水剤を塗りました。
釉薬は器面が釉薬の水分を吸う事でくっ付きますので撥水剤で吸水出来なくすれば、その部分には釉薬が付かなくなります。
使用している撥水剤は自作したもので市販品と比べてやや効果が低い様ですがコストは随分と削減が出来ています。
また撥水剤としてパラフィン+灯油を湯煎し使用する場合もあります。
何れの撥水剤もかなりの臭いがしますので使用時は換気の必要があります。(健康面も含め?)
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しまね海遊館アクアス 春祭り

2011.03.20

昨日より開催中の「しまね海洋館アクアス 春祭り」に石見のええもん市グループからも出店されていますので会場迄出掛けてみました。
今日は途中から生憎の雨模様になりましたが、多くのお客様で賑わっていました。
石見のええもん市グループより、みずほ食品(豆乳ドーナツ、豆乳ソフト、豆腐、こんにゃく等)、久喜原農業振興会(杵つき餅、山菜おこわ、ぜんざい等)、児玉製粉製麺工場(茶屋にてとろろそば、肉うどん等販売)、静間松月堂(苺大福、わらび餅、みたらし団子等)の皆さんが出店し頑張っておられました。明日も開催されますので会場にお出かけの方は是非石見のええもん市会員店にお立ち寄りください。
また会場では石見智翠館高等学校吹奏楽部の生徒さんによる生演奏もありご来場のみなさんも楽しんでおられました。素晴らしい演奏ありがとうございました。
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口掛け

2011.03.19

筒花瓶に続き一昨日「下継ぎ」を水挽きした壷の口掛けをしました。
「下継ぎ」に「巻き(帯状の布で下継ぎの外周に巻き付けて裂けを防ぐ)」を巻き「しの」を三段積み上げます。
その後水挽きをし画像の壷が出来上がりました。
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筒花瓶の装飾

2011.03.18

昨日迄作っていました筒花瓶が裏返す事が出来る迄に乾燥しましたので
地板(ろくろの上鏡に粘土で固定し、その上で水挽き後にこの板毎作品を下ろす為の板)から花瓶を離し、裏返してから底の部分を叩き中央部分を下げて切れ難くしました。
その後釉薬の発色に変化を与える為や装飾の為に、花瓶の半数は外周に模様を付ける作業を、残りの半数には鉄分を多く含む赤土と白化粧を塗りました。
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雪景色

2011.03.17

目覚めたら外は一面の雪景色です。
先日から咲いていた庭の紅梅やサンシュウの花も綿帽子を被り寒そうです。
昨日素焼きの窯詰みをしましたガス窯の火入れを午前6時半にしました。
今回の窯には大皿を詰めていますので、時間をかけて温度を上げて行き
午後5時半に終了しました。
ろくろでは引き続き「口掛け」と新たに壷の「下継ぎ」の作業をしました。
画像は先日撮影のサンシュウと今朝の雪をかぶったサンシュウの花です
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しの作り

2011.03.16

昨日から筒花瓶の水挽きをしています。
この花瓶は「しの(紐状の粘土)作り」で作ります。
まず底の部分になる粘土に紐状の粘土を積み上げてから水挽きします。
これは「下継ぎ」と云う第一段階で昨日はこの作業でした。
今日はこの「下継ぎ」に上部を継ぐ「口掛け」作業でした。
少し乾燥し硬くなった「下継ぎ」にさらに「しの(紐状の粘土)」を積み上げてから水挽きします。
(画像は「下継」に「しの」を積み上げた時と水挽き終了時のものです)
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「石見のええもん市」中止のお知らせ

2011.03.14

先日の大震災後はインターネット使用を控える様にとの報道により日記の更新を控えておりましたが、その報道も聞かなくなりましたので、また日記の更新を始めました。
今回の震災にはとても心が痛みます、どうか一人でも多くの方が救助されますよう、また被災された皆様が一日も早く安心して暮らせる日が来ますよう
お祈り申しあげます。
今月の26,27日にジュンテンドー沼田店で開催予定の「石見のええもん市」はジュンテンドーさんとの協議の結果中止となりました事お詫び申し上げます。

バスツアー

2011.03.10

ショッピングセンター募集の無料バスツアーに応募していた友人が当選したそうで、その友人から私たち夫婦に一緒に行こうと誘いがあり、昨日は奈良県の東大寺、春日大社を巡るツアーへ同行しました。
奈良県は40年前に一度訪れた事がありますが、その時の記憶がほとんど無くて初めての観光地巡りをしているようで楽しい時間を送れました。
帰路の米子道では雪が降り出し、蒜山SAでの休憩時には一面の銀世界でした。
この数十分後には米子道は通行止めになったそうですから、ギリギリセーフで通過し全行程16時間のバスツアーの程よい疲れとともに午後11前に帰宅しました。

本日の作業は釉薬掛けでした。
明日は灯油小窯で還元焼成を予定しておりその準備でした。
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タイヤ交換

2011.03.07

「瀬戸内・山陰・山陽美味うまグルメフェスティバル」最終日の昨日は
前日よりも多くのお客様のご来場で賑わう広島三次ワイナリー中広場でしたが、午後2時過ぎより小雨が降り始めた為、やむを得ず終了時間を早めテント撤去作業に掛かりました。
こうした屋外のイベントではどうしても天候の影響を受けてしまいます、雨は当然困りますがテントを使用する場合には風にも困ります、特に突風等は事故の危険性もあり注意が必要ですね。
今日は車から荷物を降ろした後、もう雪は積もらないだろうと冬用タイヤから夏用タイヤに交換しました。
交換中に雨が降り出し、その雨がミゾレに変わりましたが、月末迄山越え予定は無く夏用タイヤで大丈夫でしょう。


広島三次ワイナリーさんへ

2011.03.05

「瀬戸内・山陰・山陽美味うまグルメフェスティバル」の当日です。
午前6時頃に江津道路に乗り浜田道、中国道を経由し会場の広島三次ワイナリーさんへは午前8時前に到着しました。
既に到着されていた「石見のええもん市」会員の皆さんと一緒に会場準備です。
時間が経ち気温が上がるにつれお客様のご来場も多くなり賑やかなイベントでした。
明日も午後4時迄の開催時間中頑張ってろくろ実演致します、ぜひご来場ください。
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出店準備

2011.03.04

「瀬戸内・山陰・山陽美味うまグルメフェスティバル」への出店準備で荷造りを昨日今日と続け、夕方には自動車へ積み込みが完了しました。
思案していた「ろくろ実演」ですが、一応蹴ろくろや粘土等を積み込みました、午後に気温が上がれば実演しようと思っています。

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重宝しているルート検索

2011.03.02

今週末5日、6日の二日間は広島三次ワイナリーで開催される「瀬戸内・山陰・山陽美味うまフェスティバル」に出店します。陶器は場違いのグルメイベントですから売り上げは期待出来ませんが少しでも宣伝効果があればと思い出掛けます。
宣伝効果から言えば「ろくろ実演」をすれば尚良いのでしょうが、週間天気予報では二日間とも最低気温が氷点下と寒そうなので実演についてはただ今思案中です。
またイベント会場の三次ワイナリーさんは初めて訪れる所なのでGoogle mapのルート検索を利用し所要時間を調べました、結果は1時間40分と出ましたので5日の朝は午前6時頃の出発ですね。
自家用車はカーナビ未装着ですから、このルート検索は大変重宝しております。
(画像は妻が作った角花瓶に口を水挽きしたものです)
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冬に逆戻り

2011.03.01

午前中でやっと事務職を終える事ができました。
これもOpenOfficeが自由に使えるお陰です、ソフトを作り提供を続けている皆さんに感謝します。
一昨日からパソコンのモニターを見続けた為か目がチカチカします。
そのため作業終了後に庭の紅梅、白梅、ボケの花を眺めながら一休みしましたが、また気温が下がり外は寒くなって来ましたね。
天気予報では今後雪が降る日もあるようで冬に逆戻りですね。
(画像は午後の一輪差しの仕上げ作業と庭の紅梅、白梅です)
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